4.おわりに-私の政治信条-


 私は『ビジネスを敵視する考え方を峻拒し、ビジネスが生み出す利益が日々の生活の根本という考え方に基づき『分配の前に成長が必要とする自民党を支持し、都知事選挙では、自民党出身の改革志向の小池候補がよい』と思いました。今回お届けするのは私の上野原の卒業研究です。当地の電子新聞『上野原市民ポータル』にリンクを願い出て、HPでの詳細説明に着手します。


    私は、社会人の三歳児の魂を企業で植え付けられています。『時は金なり』という民間企業の常識を一歩進めて『時は税なり』という観点から、多額の税金が投入された『情報基盤整備事業』、『市立病院建設と公設民営化』、『JR南口開発』、『保育所統合』などの行政の事業について、『こうしたら時間と税金をもっと有効に使える』と考えたことがありましたが、私は、選挙で選ばれた市政が議会に提案され、議会が審議・承認された内容について、『すべて選挙で選ばれた選良が多数決の民主主義の枠組みの中で決められたがゆえに反対はしない』との立場に立って来ました。

 それが故に、今、市長選挙の時を迎えるに当たって、市政の重責を担おうという『志』を固められている立候補予定者とその支援者各位を含め、当地にお住いのすべてのみなさま方に、この25年間にみなさま方からご指導・ご教示・ご鞭撻頂いた感謝の気持ちを込めて、私のウエノハラ研究の総集編であるこの提案をお届けさせて頂き、今回の市長選挙で、間違っても後悔することのないような投票をして頂きたいと考えるためであります


  現実を改革し、理想にふるさとを創成する上で必要なことは体制内改革』です。生業を維持するために長年にわたって維持されてきた現実はこの上なく重く、『変えよう・変わろう』というスローガンだけで変わるものではありません。

 改革は、志を持つ人が『拒むことの出来ない命令を出す立場』=『権力に基づいて法律を制定出来る立場』を投票を通じて委ねられてはじめて実現するのです。

 先に紹介した小泉進次郎自民党農林部会長の国会質問の中に私は『体制内改革』の具体例を見出しています。

 

 農協改革の岩盤を突破する切り口を探り当てる感性と切り込むエネルギーを見込まれた小泉青年は『独占禁止法の適用を受けて価格協定などが出来ない民間企業が競争市場でよい品物を1円でも安く買ってもらうように努力しているのに、農業協同組合は、組合員である農家の公益に資することを目的とするがゆえに独占禁止法の適用を除外されて、競争から守られ、ホームセンターより高いものを農家に買ってもらうのが当たり前というのは間違っている』と指摘しているのです。この指摘が自民党の方針となり、政府の方針となって、農協改革が動き出そうとしているのです。これこそ体制内改革なのです。

 

 現状とあるべき姿を比較し、実行可能な切り口と方法論を示して改革を進める、これが『体制内改革』であります。単に出来もしないその場限りのスローガンを掲げて選挙が終わればそ知らぬ顔というのとは大違いです。

 

 生業を左右する政の重さは計り知れません。この重い政を動かす権力を委ねられる候補者が理想を示し得ない場合、その候補者の政の行方は現実への埋没であり、背信であります。

 

 市長選挙の候補者には明確な理想を示してもらわなければなりません。それだけでは不十分です。理想が口先だけの絵のかいた餅に終わる可能性、換言すれば騙される可能性が残るからです。

 

 私は、騙されないための仕組みとして、副市長を事前に明らかにして、立候補する上野原方式の市長選挙という考え方を提案しています。私は、みなさま方が市長選挙の候補者に、『誰を副市長候補にして立候補されますか』と聞いて頂き、市長と副市長のペアの力量を評価して投票して頂くようにお勧めしたいと思っています。

 

 私が願うのは、『フォアザパブリック』を判断基準として、選挙で掲げた理想の実現のためにみなさん方から預けられる権力を有効に使われる『誠の候補者』に当選してもらいたいということであります。

 

 『誠』という字を私は『言葉を成し遂げる』と読んでいます